慰謝料を請求された場合

婦人

冷静な対処法と注意点

民法では違法な行為で損害を受けた人が加害者に対して損害賠償を請求できる権利を認めていますが、その損害が精神的な苦痛や悲しみであった場合には慰謝料となります。財産や生命などに対する損害と比べ、精神的な苦痛を金銭に換算する基準は必ずしも一律ではありません。そのため慰謝料請求を受けた場合でもその金額が妥当かどうか、そもそも請求自体に正当性があるのかどうかといった点まで吟味する必要が出てくるのです。最近では夫婦間のトラブルで慰謝料請求に発展するケースが増えており、特に不倫相手に対する配偶者からの請求事例が多くなっています。該当する行為があった場合でも請求された慰謝料の金額が妥当とは限りませんので、安易に合意して支払うのは禁物です。後で不倫の事実が発覚しても故意や過失だった場合は慰謝料を支払う義務は生じず、時効が成立している場合でも支払う必要はありません。請求された慰謝料を減額できるケースも少なくありませんので、慰謝料請求を受けたら冷静に対処することが求められるのです。大半の事例では慰謝料請求が弁護士を通じて通知されるため、自力で対応するのは難しくなります。訴訟の場に持ち込むことも辞さない姿勢で慰謝料請求をしてくる相手に対しては、同じく弁護士を立てて対抗するしかありません。弁護士にもそれぞれの得意分野がありますので、不倫に関する慰謝料請求の件で弁護士に相談する場合は離婚問題に強い弁護士を選ぶといいでしょう。離婚調停などを多く手がけてきた実績を持つ弁護士なら、慰謝料請求の問題にも詳しいため請求を退けたり減額に持ち込んだりする手腕にも優れます。このような問題は非常にデリケートでプライベートに関わる事柄も打ち明ける必要があるため、相性の良い弁護士でないと相談もスムーズに進みません。無料相談を受け付けている弁護士を利用してみたり、ネット上の評判を検索したりするのも良い弁護士を選ぶ方法です。

Copyright© 2017 面倒な税務はプロの税理士事務所にお任せ! All Rights Reserved.